醸造所見学を終えて、醸造所のシェフであるKämpfさんにお昼に連れて行って頂きました。もちろんKarmeliten(カーメリテン)のビールを飲める店に。Landsgasthof Schmid (https://www.gasthof-schmid.de/landgasthof-schmid.html)というお店でした。
早速目の前に3種類のビールが。
▲ 右からGold、Weizen、Dunkel
右からGold(ゴールド)、Weizen(ヴァイツェン)、Dunkel(デュンケル)です。飲む際に、Gold(Hell)→Weizen→Dunkelという順番で飲んで下さいね、とKämpfさんから注意が。食べ比べ飲み比べする時には当たり前の話だと思うんですけど、味の薄いものから濃いものへと順番に口にしていったほうが、比べやすいですよね。
肝心の味ですが、Goldは、モルトの甘みがとても広がる中に、キレも少しあって、スッキリゴクゴクいけました。日本のビールに比べるとキレは少なくドライではありませんが、ミュンヘナーヘル(へレス)に特徴的な甘みと喉にスッと入ってくる優しい感覚がいいですね。
Weizenは、例に漏れずとてもフルーティー。しかしどちらかというとスッキリな部類。ヴァイツェンってモノによって喉に引っかかるような感じのものもあるんですけど、このヴァイツェンは一切それがなかったです。飲みやすいヴァイツェンだと思います。
Dunkelが僕の一押し、というかこのビールを飲んだ時に衝撃を受けて今に至るわけなんですけど、とても「schokolade(チョコレート)」な味・香り。ローストした麦芽の香ばしさと甘さがとても心地よく、かといって後に残るような甘みでもない。これ単体でも飲めるし、もちろん食事と併せても美味しい逸品です。
ビールを堪能しながら、お食事も堪能しました。僕が頼んだのは郷土料理ミュンヘナーシュニッツェル。ちょっと記録不足で記憶も曖昧なのですが、豚肉でした。食べ応えがあって、これをGoldでゴクゴクいくのがまたよかった。
▲ ミュンヘナーシュニッツェル
お昼ご飯はここまで。
その③、Straubing市内観光へ続く。