ドイツ
カーメリテン(Karmeliten)
ドイツ、バイエルン州北部にある、ドナウ川沿いの小さな街、シュトラウビング(Straubing)にある醸造所。1367年に修道院の醸造所として始まったこの醸造所は、2017年で650年を迎えた、大変歴史ある醸造所です。設備は最新のものを導入しながら、製法は昔ながらの伝統、そしてビール純粋令を今も変わらず守り続けています。
しかし一方で、ドゥーメンス(Dömens)のビアソムリエ協会会長でもあるCEOのもと、伝統的な枠組みを守りつつ、より良い味の追求や、新しい製品の開発にも余念はなく、現在約30にも及ぶ種類のビールを製造しています。
麦芽は全てバイエルン州産のもの、ホップはハラタウ産とテトナング産のものを使用。水は工場敷地内にある地下100mの井戸水を用いています。「地産地消」をモットーとし、原材料の95%が地元のもの。製品の特徴として、どれも大変飲みやすく作られており、いくら飲んでも飲み飽きないのが長所です。
また、環境に関する賞を受賞するなど、環境大国ドイツの中でも環境保全に対する意識が高く、モットーである地産地消と併せて、シュトラウビングの地域の持続的な発展を可能にすべく日々努力しています。
カーメリテンクロスターゴールド
伝統的なラガービールであるミュンヘナーへレス。
口に含んだ瞬間に広がる麦芽の甘さと香りが広がる、ドリンカビリティに秀でたビールです。
- アルコール度数:5.1%
- 内容量:500ml
- 本数:20本
スウェーデン・オーストリア
フライングブルワリー(Flying Brewery)
熱気球の仕事を通じて知り合ったオーストリア人とスウェーデン人が、スウェーデンにある飛行機好きが集まる飛行場「シリアンエアパーク(Siljan Airpark)」内で、お互いの共通の趣味である飛行機をコンセプトにした醸造所を2010年に立ち上げたのがフライングブルワリーの始まりです。
フライングブルワリーの拠点は、「スウェーデンのハート」とも呼ばれるその「シリアン湖」と、アルプスの山々に囲まれた風光明媚なオーストリア・ザルツブルグ近郊の2か所にあります。
フライングブルワリーは、アメリカのマッシングプロセスとドイツの煮沸法を初めて組み合わせた、ユニークな醸造システムを作り上げました。必要なエネルギーと時間を50%に抑えるマッシング方法を用いていたり、醸造に必要な加熱から冷却まで、全てコンピューターで制御しているなど、効率的で非常に安定した醸造が可能となっています。スウェーデンとオーストリアのコラボビールですが、ビールは全てドイツのビール純粋令に基づき醸造されています。
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