HPリニューアルのお知らせ

Ein Bier, Bitte.の渡邉です。
いつも弊社輸入商品カーメリテン(Karmeliten)の各種ビールをご愛顧頂きありがとうございます。

9月にはネットショップをリニューアルオープンいたしましたが、今回、HPもリニューアル致しました!

以前のものに比べ、とてもご覧頂きやすくなったかと思います。
生産者の紹介、輸入に関すること、ビールのうんちくなど、今後さらにコンテンツを充実させ、
皆様のビアライフにプラスアルファをご提供できればと存じます。

引き続きどうぞEin Bier, Bitte.をよろしくお願い致します。

酒類卸売業免許取得のお知らせ

小売業者・卸売業者の皆様!

お待たせ致しました、5月23日付でようやく酒類卸売業免許を取得することができました

希少価値の高いドイツはバイエルン州のカーメリテン醸造所(Karmeliten Brauerei)の各種ビール、今ある在庫から卸売りとしても順次販売していきますので、お気軽にお問い合わせください。

日本で輸入できるのは唯一弊社、Ein Bier, Bitte.だけです!

お問い合わせはinfoあっとeinbierbitte.netもしくは当ホームページのお問い合わせからお願いしますm(_ _)m

ドイツへ行ってきました(2日目)その②~カーメリテンのビールと郷土料理~

醸造所見学を終えて、醸造所のシェフであるKämpfさんにお昼に連れて行って頂きました。もちろんKarmeliten(カーメリテン)のビールを飲める店に。Landsgasthof Schmid (https://www.gasthof-schmid.de/landgasthof-schmid.html)というお店でした。

早速目の前に3種類のビールが。

右からGold、Weizen、Dunkel▲ 右からGold、Weizen、Dunkel

右からGold(ゴールド)、Weizen(ヴァイツェン)、Dunkel(デュンケル)です。飲む際に、Gold(Hell)→Weizen→Dunkelという順番で飲んで下さいね、とKämpfさんから注意が。食べ比べ飲み比べする時には当たり前の話だと思うんですけど、味の薄いものから濃いものへと順番に口にしていったほうが、比べやすいですよね。

肝心の味ですが、Goldは、モルトの甘みがとても広がる中に、キレも少しあって、スッキリゴクゴクいけました。日本のビールに比べるとキレは少なくドライではありませんが、ミュンヘナーヘル(へレス)に特徴的な甘みと喉にスッと入ってくる優しい感覚がいいですね。

Weizenは、例に漏れずとてもフルーティー。しかしどちらかというとスッキリな部類。ヴァイツェンってモノによって喉に引っかかるような感じのものもあるんですけど、このヴァイツェンは一切それがなかったです。飲みやすいヴァイツェンだと思います。

Dunkelが僕の一押し、というかこのビールを飲んだ時に衝撃を受けて今に至るわけなんですけど、とても「schokolade(チョコレート)」な味・香り。ローストした麦芽の香ばしさと甘さがとても心地よく、かといって後に残るような甘みでもない。これ単体でも飲めるし、もちろん食事と併せても美味しい逸品です。

ビールを堪能しながら、お食事も堪能しました。僕が頼んだのは郷土料理ミュンヘナーシュニッツェル。ちょっと記録不足で記憶も曖昧なのですが、豚肉でした。食べ応えがあって、これをGoldでゴクゴクいくのがまたよかった。

ミュンヘナーシュニッツェル▲ ミュンヘナーシュニッツェル

お昼ご飯はここまで。

その③、Straubing市内観光へ続く。

FOODEX2018の御礼

もう開催から1か月が経とうとしている…早い…というより僕の記事の更新が遅すぎるのですが…

遅くなりましたが、FOODEXへの出展、無事終了しました。当ブースへお越しいただいた方々には、深く御礼申し上げます。

FOODEX

出展してどうなることか…無為に終わるのでは…と思っていたのも杞憂、ポッと出の個人の小さなブースに結構な人にお越しいただき、肝心のカーメリテン(Karmeliten)醸造所のビールもおおむね好評を得まして、早速仕入れたい、まだ販売できないけど卸売りもしてほしい、というような声を多く頂戴し、とてもホッとしたというのが正直な感想です。

本開催2週間前になって、ビールが届かない…と焦ってましたが、2月最終月曜にドイツから飛び立ち、その週の金曜日にはなんとか通関切れてピックアップできたという…まさに奇跡でしたね。ご尽力頂いた輸送業者さんには感謝です。本当に名刺配りに行くだけになるところでした^^;

今回はカーメリテン醸造所のビールを6種類揃えました。下記写真の左より、ピルス(Pils)、ゴールド(Kloster Gold)、デュンケル(Kloster Dunkel)、ヴァイツェン(Kloster Weizen Hell)、ドッペルボック(Kloster Doppelbock)、カルメンティヌス=ヘラーヴァイツェンドッペルボック(Karmentinus = Heller Weizen Doppelbock)です。

FOODEX

詳しくは当HPのSHOPページにあります各種ビールの説明欄をお読み頂きたいのですが、 各種ビールを簡単に説明しますと、

ピルス…水のような喉越しにホップの苦み爽やか

ゴールド…モルトの甘みと香りが特徴的ないわゆるミュンヘナーへレスでエクスポートビア

デュンケル…麦芽をローストしたチョコレート感のあるマイルドなビール

ヴァイツェン…小麦を使ったフルーティーで爽やかなビール

ドッペルボック…濃色麦芽をふんだんに用いた香ばしく味もアルコール度数も強いビール

ヴァイツェンドッペルボック…フルーティーさに加えてリンゴのような酸味がありジューシー

という感じです。

ご試飲して頂いた方々の感想をお借り致しますと、どれも「美味しい」「飲みやすい」というお声をまず頂きました。そして「ドイツビールらしい」「何杯でも飲める」という感想もよく頂いております。この感想に私の飲んだ感想等を加えると、カーメリテン醸造所のビールは、水が違う、という特徴がよく表れています。水はカーメリテン醸造所の敷地内にある地下100mの井戸水を使用しています。醸造用の水を他から仕入れて使用している、というわけではないので、特によく水の特徴が出ており、それが各種ビールの飲みやすさに繋がっているのだと思います。

また、ドッペルボックはとても味がしっかりしており、その割に飲みやすいということで好評を得ておりましたし、ヴァイツェンドッペルボックは「面白い」というお声が多数でした。まずヴァイツェンのドッペルボックという作り方が珍しいですし、独特の酸味がより一層の爽やかさを引き出しています。「ホテルで提供されていても不思議ではない」というご感想も頂けたほどでした。

…と、クセで長々と書いてしまいましたが…

今までほとんど自分の舌だけを頼りに進めてきたこの事業ですが、FOODEXにて沢山の方々に共感を得て頂いたのが何よりの収穫であり、自信になりました。今後、より多くの人々にこの美味しいカーメリテン醸造所のビールを知って頂ける、飲んで頂けるように頑張ると同時に、日本で安定供給を図れるように日々精進していきたいと思いますので、今後ともEin Bier, Bitte.(アインビアビッテ)を何卒よろしくお願い申し上げます。

また、FOODEXでは沢山の方々にお助け頂きました。右隣のブースでスペインワイン「SOL Y LUNA(ソル・イ・ルナ)」を提供されていた紅大貿易さん、左隣のブースでミントとルイボスのハーブリキュールを提供しておられたビーエイチさん。私がほぼ1人でブースに立っていたため、にっちもさっちもいかない状況をお助け頂き本当に助かりました。そして正面で琉球ハブボールを提供されていた南都酒造所の方々、僕が1人で乗り切れたのもきっとハブボールで元気をもらったお陰だと思います。少し離れたところでしたが、銀河高原ビールさんにも、ブースにお越しいただき、とてもありがたい感想とお言葉を頂けて、感無量でした。

その他、当ブースにお越しいただいたビール業界の関係者の皆様、貴重なご意見とご指導・ご鞭撻、誠にありがとうございました。文面の関係でここでの個別への御礼ができず申し訳ございませんが、連絡できるところは改めて御礼させて頂きます。

今後、予定では5月下旬~6月には第1弾が日本に到着する予定です。先日、輸入酒類販売卸売業免許の申請もしてきましたので、数か月後には卸売りもできるようになりますので、小売店さん等はもう少しだけお待ちください!

そして、少し余ったカーメリテンの在庫は現在当HPのSHOPにて先行販売をしております!

日本では流通していない貴重なドイツビールです。是非お買い求めください><

よろしくお願いしますm(_ _)m

ドイツへ行ってきました(2日目)その①~Karmeliten醸造所見学~

現地時間2月5日。

ただの朝食の写真を撮っただけですが絵になりますね~(自画自賛)

ホテルの朝食▲ ホテルの朝食

本当にどこを撮っても絵になる。

本日は早速今回の旅の1番の目的、これから取引させて頂く予定の、Karmeliten Brauerei(カーメリテン醸造所)さん(http://www.karmeliten-brauerei.de/)の工場へ向かいます。

先方の方々は「英語喋れるから通訳いらないよ~」と事前に仰ってましたが、とんでもない!代表、大学でドイツ語(とフランス語)選んでたのに、ドイツ語はもちろんのこと英語もろくに話せないよ!(キッパリ)

かろうじて言うてることがわかるぐらい…です。情けない…

そんな代表には心強い味方がついてくれました。Straubing(シュトラウビング)からほど近い、というかStraubingより何倍も有名な世界遺産の街、Regensburg(レーゲンスブルグ)にお住まいになられて15年にもなる、吉村美佳さんにご同行頂けました!

何と吉村さんは、Regensburgの観光局公認のガイドさんとしてご活躍されている凄い方。地球の歩き方の特派員ブログ(https://tokuhain.arukikata.co.jp/regensburg/)や、リクルート社が提供するABロード(https://www.ab-road.net/guide/writer/00161/)などにて記事も執筆なされています。(今回ご一緒させて頂いた時のネタも執筆されていて僕としては嬉しい限りです><)。

寒い中ホテルの外で待っていると、Karmeliten醸造所のシェフ、Christof Kämpfさんがお迎えに来て下さり、挨拶もそこそこに醸造所へ。そして下記写真のようにたどり着いたのですが…

Karmeliten Brauereiの工場外観▲ Karmeliten Brauereiの工場外観

店長としては、本当に脳天撃ち抜かれたような衝撃を受けたあのビールを作っているその本丸に来れたかと思うと感無量で…この時点で泣きそうに…(;∀;)

ってはい、どうでもいいですね^^

で、早速工場の中を見学させて頂きました。

まず中に入れて頂いたのが仕込み槽がある部屋。充満するモルトの香りが素晴らしい。こちらで原材料や工程の大まかな説明を受けました。

こちらで使われている麦芽はすべてバイエルン産のもの。ホップはHallertau(ハラタウ)産とTettnang(テトナング)産のものを使用。馴染み処のものですね。そして水は工場敷地にある地下100mの井戸水を用いています。そこにもちろん酵母も。その酵母は7回醸造に使用し、その後は飼料として農家などに引き渡すそうです。

異なる高さに位置する大きな仕込み釜が6基▲ 異なる高さに位置する大きな仕込み釜が6基

もちろん、このKarmeliten醸造所もビール純粋令に則ってビールを醸造していますので、原材料はこれだけです。

このKarmeliten醸造所、環境への配慮にとても熱心な醸造所でして、2013年にはドイツ連邦の環境に関する賞も受賞するほどの取り組みっぷり。その説明を受けました。

基本は天然ガスからエネルギーを得るのですが、その他に地熱、風力なども利用しています。そのエネルギーを最新の機械などを用いて-5℃~95℃にコントロールし、最大限活かしてビールを製造しています。一方、冬は寒い気候を利用して天然の製雪機や氷を利用して冷却を行うなど、機械に頼らないエネルギーも用いており、この天然のエネルギーを使用するだけでCO2の排出量を40%削減できるそうです。

醸造所のエネルギー説明図▲ 醸造所のエネルギー説明図

また、仕込み釜も工程ごとに余計なエネルギーがかからないよう、段々と低くなるよう高さを調整していたり、先ほどの気候の利用も含め、「機械や技術は最新ですが、考え方は昔ながらの伝統を踏襲してビール造りを行っているんです」と責任者のKämpfさんは仰います。(このあたりのビール造りの伝統についてはいつかブログでまとめたいと思います)

このようなエネルギー効率化を推し進めた結果、普通の醸造所が作る際に工程全体で排出されるCO2排出量の99.6%を抑えることができたようです。1ケース分のビールを普通に作るエネルギーで、200ケース分が醸造できるのだとか!

続いて仕込み槽を上から覗かせて頂きました。

あわあわのホップ投入後の煮沸槽。▲ あわあわのホップ投入後の煮沸槽。

麦芽を粉砕している槽、粉砕した麦芽に温水を入れて麦汁にして攪拌している槽、ホップを投入して麦汁を煮沸している槽。その他に、稼働していませんでしたが、凝集物を除去するための槽(いわゆるWhirpool)も。ここで一度に8,000lを仕込めるそうです。

その次は冷却室へ。少しひんやりした部屋です。

煮沸し凝集物を除去し終わった麦汁をこちらにあるタンクへ移し、そこに酵母を投入します。その後約1週間かけて主発酵をさせます。

発酵タンク▲ 発酵タンク

下面発酵酵母のビールについてはこのようにタンクを用いて主発酵をさせますが、上面発酵酵母は瓶内で発酵させるようです。

発酵が済んだ麦汁は若ビールと呼ばれ、横向きの別のタンクに移されて、しばらく後発酵が行われます。この熟成が行われることで、不快な香味が好ましい香味に変わったり、炭酸ガスの溶解が進んだり、浮遊物が沈殿しビールの清澄が行われるなどします。この辺りはビールの製造工程の基本的なところですね。

そして瓶詰工程へ。

回収した瓶の洗浄、ビールの注入、ラベル貼付、王冠打ち、アルミ箔のラッピングがあるものはそれも、左の写真のようにひたすら機械で流れ作業が行われています。

1時間で2万本は詰めることができるそうです。

瓶詰工程。壮観。▲ 瓶詰工程。壮観。

その後、瓶詰されたビールは、配達用のケース等に収納され、パレットに積まれていきます。製造工程は、ここまで。

その後はKarmeliten醸造所の歴史について説明を受けました。

この見学後にStraubingの市内を観光ガイドさんに案内してもらう時にも追加でいろいろ情報を得たり、自分で文献にあたって調べたりしたのですが、その情報を含め簡単にまとめて記します。

Karmeliten醸造所は、Karmeliten Kloster(修道院)内に設置された醸造所であり、1367年、Straubingで建設されました。近くのRegensburgという有名な世界遺産の街にあるKarmeliten修道院から分家した、ということだそうです。

またどこかで文章にまとめますが、修道院は知的活動の中心であり、知識のある修道僧達がビールの醸造も行っていました。それは自分たちのためだけでなく、おびただしい数の巡礼者や放浪者、それに労働者にも、食事やビールの施しを行っていたためでもあるのです(参考:Straubingでの観光ガイド、及び、ビール世界史紀行、村上満、2010年)。

Karmeliten修道院も、その例に漏れず、敷地内でビールを醸造していたようです。

Karmeliten修道院の絵など▲ Karmeliten修道院の絵など

そして時は流れ1879年、Karmeliten修道院の醸造所部門を、今のオーナーの曽祖父であるKarl Strum氏が買い取りました。それ以来、ずっと家族で経営しています。

現在はDr. Gerhard Sinz氏とHelga Wender氏が共同オーナーとして経営しているそうです。

修道院の醸造所として開設された1367年から、昨年の2017年でちょうど650年を迎え、1879年に現オーナー一家が買収してからも来年2019年で140年を迎えようとしている、とても歴史ある醸造所であることがわかりました。その歴史を、ギムナジウム(中高一貫校みたいなもの)の生徒達が広く伝える、という活動もしているようです。

現オーナーの家系図。▲ 現オーナーの家系図。

醸造所見学についてはここまでです。更新遅くてすみません…

次回は連れて行ってもらったお昼ごはんのレポート(もちろんKarmelitenのビール飲ませてもらいました^^)から、先ほどもチラッと書いたStraubingの観光ガイドの内容についても記していきたいと思います。

お楽しみに!